日本文理(新潟)のOBでロッテの2年目右腕、田中晴也(19)が初の凱旋(がいせん)登板で1軍昇格をアピールした。

先発で7回3安打無失点。プロ入り後の自己最長イニングを投げ、地元ファンに成長した姿をみせた。「対打者で1人ずつ抑えていこうと思った。新潟の地でいい投球ができてうれしい」と笑顔で言った。

◆田中晴也(たなか・はるや)2004年(平16)6月6日生まれ、長岡市出身。四郎丸小2年から赤城ベースボールクラブで野球を始める。長岡南中では軟式で、3年の時に県大会3位。県選抜入りし、全国都道府県対抗で準決勝進出。日本文理に入学し1年生の秋からベンチ入り。2年の春から背番号1。2、3年の夏の甲子園出場。22年のドラフト会議でロッテに3位で指名される。186センチ、92キロ。右投げ左打ち。