完全復活に向けて1歩1歩前進する。日米通算200勝まで残り3勝に迫る楽天田中将大投手(35)が、自らの現在地を明かした。

昨年10月に右肘クリーニング手術を受けた影響もあり、開幕から2軍調整中。3月20日のイースタン・リーグを最後に実戦から4カ月間遠ざかるが、焦らず、今できることを着実にこなし、万全な状態で再び1軍のマウンドに立つつもりだ。

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田中将は1軍昇格を目指す若手とともに黙々と汗を流している。昨年10月に右肘をクリーニング手術。一時は開幕ローテ入りに照準を合わせ、2、3月はオープン戦とイースタン・リーグで登板も完調とはならず、それ以降は実戦から遠ざかる。開幕は2軍で迎え、肘の状態と向き合いながら調整を続ける。

「ここまで時間がかかるとは、その時は思い描いてはいなかったですけど、ただ、やっぱり現実としてこうあって、今、自分にできることをやっていって、またマウンドにしっかりと上がれるようにと思って、1日1日を過ごしています」

ブルペン入りする回数は習慣化していないが、投球練習では納得のいくボールも増えてきた。「ステップの幅は大きくはもちろんないですけど、大きかったらもうとっくに復帰はできてると思うんで。1歩1歩、小さい歩幅ではありますけど、状態は上がってきているのは実感しています」と受け止める。

現時点で、いつまでに実戦復帰というターゲットは定めていない。「自分の体の状態もそうですし、そこは見極めながらやっていかなきゃいけないところなので。もちろん、試合を逆算して全部進められたら、それは一番いいでしょうけど、そういうことではないんで、できることをやっていくって感じです」。焦らず、着実に前に進むだけだ。

復帰のために手厚いサポートをしてくれるチームスタッフがいる。そして、自身のSNSに投球動画を上げると「待ってます」「頑張って」などと応援メッセージを送ってくれるファンの存在も心強いという。

「今の僕は、いろんな人に協力してもらいながら、支えられながら、ここまでやってこられています。そういう人たちのためにも、またマウンドに上がって、しっかりと勝てる投球、自分の投球ができるようになりたいっていう思いは、やっぱり強いですね」

感謝の気持ちを胸に、必ず1軍のマウンドに帰ってくる。【山田愛斗】

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