ソフトバンク大津亮介投手(25)が“ノーモア息切れ”で来季10勝を誓った。7日、福岡市内で行われた「クリスマストークイベント」に参加。先発転向1年目の今季は7勝(7敗)、防御率2・87をマークするも、夏場に急失速と悔しい1年だった。今オフはオリックス山岡泰輔投手(29)に2年連続で弟子入り。筋力アップで2桁ボディーを完成させる。

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トークショー最終盤で、大津の表情が引き締まった。MCからファンへひと言を、求められた時だ。「来年は2桁を目指しているので。絶対にいきたいです」。背筋を伸ばし、25年シーズンへ「2桁勝利」を鷹党に宣言した。

プロ2年目、先発転向1年目の今季は7勝(7敗)をマーク。防御率2・87の成績だが「あり得ないです。(先発転向)1年目とか言い訳にしたくないので」と悔しさをあらわにした。シーズン前半戦だけで6勝も、夏場以降に急失速。8戦も白星から遠ざかり、2軍再調整も経験した。白星量産から一転、終わってみれば悔しさの残る1年だった。

課題は明確だ。1年間、ローテーションで回り続ける体力がなかった。その要因の1つに「筋量がないからこそバテやすいのも1つ」と言う。骨格筋などの筋量が低下し、投球フォームのバランスが崩れた。右肘の位置が安定せず、体のキレも失った。7月以降は1勝どまり。その数字こそが、改善すべきポイントだった。

オフはオリックス山岡に2年連続で弟子入りする。年明けの6日から27日までみっちり沖縄での自主トレに参加する予定。今年は細身の選手にあったトレーニング法などを伝授してもらった。バーベル100キロ~110キロを手に持って行うスクワットがその1つ。来年は同130キロでさらに負荷をかけ「内転筋を強化したい。(筋量の)波を減らすというか、ずっと同じ角度で投げられるように」。鬼門の夏場を乗り切るためにも、強力なボディーを仕上げていく。

来季は開幕投手の有原、モイネロ、スチュワートが開幕ローテーションに当確済み。現時点で小久保監督は先発陣について「最低7(人)は作ります」と明言。つまり、残り4枠はアピール次第のサバイバルだ。大津は「絶対条件で開幕ローテーションに入りたい」。あと3勝届かなかった2桁到達へ-。先発転向2年目の来季は“ノーモア息切れ”でシーズン終盤まで突っ走る。【佐藤究】

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