阪神西純矢投手(24)が来季は野手として再出発する。10日、竹内孝行球団副本部長が明らかにした。育成選手として再契約する見込み。
球団からの打診を本人が受諾した。11日の練習から野手として稼働する。
同副本部長は「当然、そんなに甘いものではないけど、登板時に豪快なスイングと鋭い打球を見せてもらっていた。かつては糸井(嘉男)選手とか、血のにじむ努力をされていたと聞いています。それぐらいの覚悟があるか。ポテンシャルは十分感じています」と説明した。
本人も意欲的だといい、ポジションは秋季練習、キャンプを通じて見極める。
19年ドラフト1位で阪神入団。将来のエースの期待にたがわず、高卒2年目の21年に初勝利、22年に6勝と飛躍、23年も5勝と順調に階段を上がっていた。
ただ昨年は調子が上がらずわずか4試合登板。完全復活を期した今年2月に右肘のクリーニング手術を受けたが、2軍でも試合復帰できなかった。
創志学園(岡山)では高校通算25本塁打の強打者としても知られた。プロでもパワフルで技術の高い打撃が注目され、49打数11安打、1本塁打の成績を残していた。
◆西純矢(にし・じゅんや)2001年(平13)9月13日、広島県生まれ。創志学園では2年夏の甲子園大会で1回戦・創成館戦で16奪三振完封。U18日本代表の中心選手で活躍。19年ドラフト1位で阪神に入団。21年5月19日のヤクルト戦で初登板を先発勝利で飾った。22年5月18日のヤクルト戦で初完投勝利の際には本塁打も放った。通算は37試合登板で12勝7敗、防御率3・23。184センチ、98キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸は3000万円。



