第1号へ号令! 今年6月に89歳で亡くなった巨人長嶋茂雄終身名誉監督の功績を後世に残すため、日本野球機構(NPB)が来季新設する「長嶋茂雄賞」。決定から一夜明けた11日、巨人からの受賞の期待を聞かれた阿部慎之助監督(46)は、「それはもちろんそう。ファンに感動を与えられる選手がプロだと思うんで」と力を込めた。

選考基準は12球団の選手のうち、26年シーズン以降、その年の公式戦で走攻守で顕著な活躍をし、プレーでファンを魅了するなど、日本プロ野球の文化的公共財としての価値向上に貢献した野手。

指揮官自身も「サヨナラ慎ちゃん」の愛称がつく劇的な一打などで、多くの感動を生み出してきた。この日は東京・稲城市のジャイアンツタウンと川崎市のジャイアンツ球場室内で実施する秋季キャンプの最終クール初日。ロングティーでの実演指導など、賞の“候補選手”たちを鍛えた。

選考基準や選考委員会の人選などは、今後発表される。「ずっと語り継がれる方。ただ、打った人、ファインプレーをした人になっちゃいけない。選ぶ人の方が大変だと思う」。私見を述べながら、賞にふさわしい選手の登場を待ちわびた。【阿部健吾】

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