プロ野球の守備のベストナインを選ぶ「第54回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰選手が12日に発表され、セ・リーグは阪神から7選手が受賞する圧倒的な結果となった。

村上頌樹、坂本誠志郎、大山悠輔、中野拓夢、佐藤輝明、近本光司、森下翔太の7人で、1球団から7人の受賞は04年の中日の6人を更新するリーグ最多となった。

パ・リーグは初受賞者が6人とフレッシュな顔ぶれが並んだ。6人初受賞は73年、09年と並び最多タイ。

選考は全国の新聞、通信、放送各社のプロ野球担当者の投票で行われ、有効投票数はセが269、パが227。ヤクルト、DeNA、広島、ロッテは受賞者が出なかった。両リーグ通じての最多得票は阪神大山の244票だった。

受賞選手一覧は次の通り

◆パ・リーグ

【投手】

伊藤大海(日本ハム)=初受賞

両リーグ最多196回2/3を投げ、フィールディングも安定。28補殺はパ投手最多。日本ハム投手では17年ダルビッシュ以来6回目。

【捕手】

若月健矢(オリックス)=2年ぶり2回目

パ最多920回2/3出場。オリックス史上初の複数回受賞捕手。オリックス捕手での受賞は2年ぶり8回目。

【一塁手】

タイラー・ネビン(西武)=初受賞

外国人として球団初の受賞。パ最多1064回2/3出場。西武一塁手の受賞は13年浅村以来12年ぶり10回目。

【二塁手】

牧原大成(ソフトバンク)=初受賞

育成出身の受賞は周東以来、パ5人目。育成出身の二塁手は初。ソフトバンク二塁手の受賞は12年本多以来13年ぶり9回目。

【三塁手】

村林一輝(楽天)=初受賞

楽天の三塁手としては20年鈴木以来5年ぶり。

【遊撃手】

紅林弘太郎(オリックス)=初受賞

パ最多975回2/3を守り、オリックス遊撃手の受賞は38年ぶり10回目。

【外野手】

周東佑京(ソフトバンク)=2年連続2回目

育成出身の2年連続受賞はロッテ岡田、ソフトバンク甲斐、同・千賀に次ぎ4人目。ソフトバンク外野手の受賞は2年連続26回目。

辰己涼介(楽天)=5年連続5回目

守備率.997。守備機会はパ最多337で失策わずか1。

西川愛也(西武)=初受賞

パ最多1107回出場。西武外野手では19年秋山以来6年ぶり27回目。