海を渡る日本人アマチュア選手たちが増える中で、「ゴールドラッシュ」と化す市場をさまざまな視点で捉える連載拡大版。初回は「今」に焦点を当て、現役選手や担当スカウトたちの活躍を紹介する。【取材・構成=平山連】
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モレチ・アレシャンドレ投手(18)を担当したフィリーズの大塚虎之介スカウト(28)は「見れば見るうちに別人になっていく。成長の跡が見られるから、上司に推薦しやすかったと思います」と振り返る。中日の巡回投手・育成コーチを務める父・晶文氏と重ね合わせ「父も真っ直ぐとスライダーを武器にするタイプだったので、モレチ君も同じタイプ。角度のある投げ方など少し似ているところはあると思いましたね」と評した。
高校、大学年代で海を渡る日本人アマチュア選手は近年増えており、アメリカの大学や独立リーグなどに挑戦する選手も相次いでいる。「WBCで6回中3回勝っている国をスカウトしない手はありません。大事なのはアメリカでやりたいという強いマインドセットがあるかどうか。モレチ君には、子供たちが憧れて後に続くようになるように頑張ってほしい」と期待を寄せた。



