ヤクルトは先発山野太一投手(27)の球団左腕51年ぶり開幕4戦4勝をつかむ投球もあり、勝利をおさめ再び貯金9とした。
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山野は試合前によくマットを持っている。試合前練習よりもさらに前の、各選手が球場入り後にそれぞれ準備をする時間。マットを広げ、入念に時間をかけてストレッチをしたり、両足を上げた状態で上体を起こすなど、自重で負荷をかけたトレーニングをしたり…。早い時間から汗を流す左腕の姿は目立つ。
「毎日やることが決まっていてそれが1時間半ぐらいかかる。毎日やらないと気持ち悪い。去年はケガもあったのでコンディショニングのチェックなどをしっかりやるようにしている」
およそ3年間、基本的にやらない日はない。「いろいろなところに行ってもらったメニューで、自分に合うものを、とやっている感じです」。約3年前に現役時代の青木宣親GMに紹介されたトレーニング方法も続けている。「やっぱりどこかが抜けていると良くない」。全身を鍛えているからこそ時間がかかる。
練習が始まる前に強度を高くして行うことにもわけがある。「張り感があったり、効いている状態で試合に入ると一番自分の調子がいい。試合の日だからではなく常にしっかり追い込むことを考えている」。登板日までの日数によって走り込みなどは変わる中で、毎日変わらないルーティンといえる鍛錬。日々体を追い込み、いい状態でマウンドに上がっている。【塚本光】
▼ヤクルト池山監督(山野について)「真っすぐも走っていたし、非常にフォークの落ちも良かった。ランナー出したところで走られるケースが見られたので課題点が残ったのかな。打撃センスも…チームにとってあの1点も非常に大きい」



