中日は接戦を制し、交流戦を白星でスタートした。先発のカイル・マラー投手(28)が自己最長となる8回を無失点に抑え、待望の今季初勝利。細川成也外野手(27)が放った6号ソロによる1点を、マラーと守護神松山の完封リレーで守り抜いた。
井上一樹監督(54)は「細川が打ってくれた虎の子1点をマラーが守った。主軸が打ち、先発が頑張る試合をつくれれば、波に乗れるのかなと思っています」と笑顔で振り返った。
5月下旬からやや不調気味だった細川は、14試合ぶりの1発でチームを勝たせた。チーム唯一、全試合出場中の27歳は「元々2軍が長かった人間なので。こうやって使ってくれているありがたみを感じています」と1軍でプレーできる感謝を口にし、井上監督も「(少し低調気味になると厳しい声が飛ぶことは)4番の宿命。こちらも信じて細川に託したいなと思っています」と変わらぬ期待を寄せた。
交流戦開幕投手を任されたマラーは、三塁を踏ませない安定した投球を披露。7、8回のピンチもナックルカーブで切り抜け、「最高の勝利だった。前回の甲子園では走者を置いたときに上手く投げきれなかったので。集中して投げることを心がけました」と笑顔で振り返った。
チームの連敗は「2」で止まり、借金は14に減少。最下位中日がセ・リーグ1人勝ちで、交流戦好スタートを切った。



