巨人がロッテに快勝し、橋上秀樹監督代行(63)体制で最長の4連勝とした。貯金を今季最多タイの6とし、交流戦の成績を7勝3敗とした。先発井上温大投手(25)がプロ初完投初勝利で昨季を上回る5勝目をあげた。
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入団当初から思い描いていた姿だった。巨人井上は7年目の今季、見違えるように体が大きくなった。昨オフから体重は約5キロ増加。直球の平均球速は150キロに迫り、投球は力強さを増した。
響いている言葉がある。「明日のため、1週間後のためにやるんじゃない。2年後、3年後、4年後を見据えてやるんだよ」。3軍で過ごしていたプロ1年目。当時3軍を担当していた山口2軍投手コーチから、声をかけられた。
その日から、ウエートトレーニングへの意識が変化。疲労やコンディションを考慮し、休養する日をつくる選手も多くいる。ただ「僕はどんなときでも」とやらない日はなかった。「2、3年後に大きくなっていたいから」。とにかく先を見据え、継続し続けた。19歳で受け取ったエールが、毎日続ける習慣をつくった。少しずつ体は変化していった。
あれから6年が経過。金曜日、カード頭で先発を任される。今季チーム初、そして自身初の9回完投を果たした。「みんなで高め合って、より強い投手陣をつくっていけるようにやっていきたい」。左腕の姿は、まだまだ大きくなっていく。【北村健龍】



