西武は16日、交流戦初Vをかけて阪神戦(甲子園)に臨む。勝ちか引き分けなら優勝だ。試合前の円陣では14日に「ハッピーサンデーになるように」とかけ声を上げた桑原将志外野手(32)が、16日も声出し担当の予定でネタはあらかた準備済み。「たぶん交流戦優勝とか、みんな血走ると思うので」。DeNA時代に23年交流戦Vを経験。勝負の一戦へ思いを伝える。
そこで思い出す。「僕、優勝した年もいないんですよ」。交流戦期間に左ふくらはぎを肉離れし、登録抹消のままチームは優勝。FAでの西武移籍1年目の今季は、逆に同じ箇所を肉離れし交流戦から復帰した。「これ、優勝するんじゃないですか? 僕が肉離れしてる年に交流戦優勝する説あるっすよ。知らんけど」と勢いのまま提唱した。
自身は交流戦は終盤に打撃が失速し「1割7分くらいでしょ? やっべーぜ」と、実際は打率2割2分1厘ながら、それでも「打てなくてもチームに貢献できるよう」と意気込む。血走りすぎず、満員甲子園をあえて楽しみながら。わずか1試合のために甲子園へ乗り込む西武ファンたちと、歓喜の瞬間を。左翼わずか一角のビジター応援席は、今回もあっさり完売している。【金子真仁】



