西武が交流戦初優勝で、さらに加速する。チームの強みの1つが、ファンがお熱の「ビッグチェーンネックレス」に象徴される輪の強さだ。輪の中心にいるムードメーカーで、交流戦優勝投手となった甲斐野央投手(29)が日刊スポーツに手記を寄せた。

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交流戦優勝、やった!!ライオンズ強いな、って本当に思ってます。投手陣、まじで頼もしい選手ばっかり。守備もすごい。本当にいつも助けてもらってます。そこに今年はバッティングが付いてきてる。なんか今、無敵でしょ。

交流戦もいろいろありました。僕もヤクルト戦でいきなりモンテルに打たれてのスタートでした。神宮は歩いて帰るので、スタンドの皆さんに「すみませんでした」って頭下げて。そうしたら次の日に打たれた篠原もマネして頭下げて。あいつと岩城、プロで今年から投げ始めたばかりのような感じなのに、本当にいいキャラしてますよ。

長谷川もヤクルト戦でボーンヘッドやっちゃいましたね。重くしたくないし、試合後すぐに言いました。「やっちゃったね」って。そこから始まった交流戦だから、優勝まで行った強さはすごいですよね。でも1つ、忘れられないシーンがあります。中日の1戦目。高橋光成が完投して最後にサヨナラ負けした時です。

僕が言うのも何様だって感じなんですけど、試合後がいつもと違いました。「あ、変わったな」「今までと違う」と思いました。勝って盛り上がるのは当たり前。負けた時の雰囲気が「あ、これは強いチームだな」と感じました。悔しさを感情として前面に出した人はいないのに、勝ってるチームだからこそ、負けた時のダメージがある感覚。それがすごく出てました。この話をブルペン陣のみんなにもしたんですけど、みんなも僕と同じようなこと言ってました。あの瞬間は忘れられないですね。

3年前、ライオンズに加わりました。以前いたホークスは強いチームでした。移籍になったという悔しさとかは全くないです。ライオンズは若い選手が多いんで、絶対に強くなると思ってました。まさか今年とは思ってなかったですけどね。僕自身もこういうキャラなんで、浮いたら浮いたでいいやと思ってましたけど、みんな、選手も首脳陣もスタッフもファンの皆さんも、みんな僕のこんなキャラを許してくれて。本当に感謝しています。

まずは交流戦、優勝はうれしいです。個人的にも家族の前で、特に誕生日が近かった妻が見ている前で通算100ホールドを達成できたのも良かった。今は持病の腰痛でブルーになってるかもしれないけれど、この順位にいるのは平沢の活躍も大きいと。本人にも言いました。みんな頑張ってる。本当にみんなと勝ちたい。

応援してくれる皆さんのためにも勝ちたい。ライオンズ、強いっす。強い組織の戦い方をできています。ファンの方も熱いです。僕も家にクソデカネックレスあります。子どもが持ってます。皆さんの応援で一緒に勝ちたい。リーグ優勝、日本一。僕はこれこそが一番の恩返しだと思っていますし、皆さんも一番、それを待ってるんですよね?(埼玉西武ライオンズ投手)

【動画】最後は甲斐野央が三振締め 西武が交流戦優勝 西口監督は選手たちと握手>>