巨人が坂本勇人内野手(37)の再びの劇的弾で今季3度目のサヨナラ勝ちを決め、3連勝を飾った。首位阪神を1ゲーム差でピタリ追走だ。

1-1の同点で迎えた9回、2死一、二塁の場面。6番三塁で出場した第4打席だった。中日斉藤の133キロスライダーを完璧にとらえ、左翼席へ放り込んだ。「タイミングもね、バットにもしっかり軌道に乗ってたので。最高の結果になって良かったです」。通算300号の逆転3ランを放った5月13日広島戦(福井)以来今季2度目、王貞治と若松勉に並ぶセ最多、8本目のサヨナラ本塁打で東京ドームを熱狂させた。

対左投手を鑑み、前日16日ヤクルト戦(神宮)から2試合連続のスタメン起用を伝えていた橋上秀樹監督代行(60)は「勝負どころの集中力と技術力の高さは、やはりさすがだな」と称賛した。中日先発大野に初回に先制後は封じ込まれる展開。「勝敗を大きく左右するところでしっかり結果を出してくれる。本当に心強い」と目を細めた。

投げては先発のフォレスト・ウィットリー投手(28)が5回まで無安打、自己最多11奪三振の快投をみせた。6回に初安打を許し、死球と2四球で押し出し同点に。4勝目はならずも、指揮官は「球数が増えて、制球もちょっと崩れ始めましたけども、5回までは本当に非常にいい内容でしたね」と最速158キロの投球を振り返った。

▼巨人坂本が5月13日広島戦に次いで今季2本目、通算8本目のサヨナラ本塁打。サヨナラ本塁打の最多記録は清原(オリックス)の12本で、8本は歴代4位タイ。セ・リーグでは王(巨人)若松(ヤクルト)に並んで最多となった。サヨナラ安打は通算14本目で、こちらは歴代5位タイ。セ・リーグでは王の15本に次ぎ、長嶋(巨人)に並び2位に進出した。今季はまだ4本塁打の坂本だが、サヨナラ3ランが2本、代打同点3ランが1本と、貴重な場面で1発を打っている。

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