近本の考えに共鳴するアスリートがいた。近本が理事を務める一般社団法人「LINK UP」が主催する「子ども夢応援プロジェクト」が3年連続で実施された。出身地の淡路島や自主トレ先の沖永良部島の子どもたちを応援する企画で、27日から3泊4日で招待し、さまざまな体験を用意した。

この日は、神戸市内のアイスリンクで、フィギュアスケート4大陸選手権で2度優勝し、25-26シーズン限りで現役を退いた三原舞依さん(27)によるアイススケート教室が行われていた。

近本と同じ兵庫県出身の三原さんは「ご縁をいただいて。すごくびっくりで光栄。少しでもお役に立ちたい」と講師役を引き受けた。華麗なスピンやジャンプを披露すると子どもたちからは大歓声。その後、氷上で歩くところから丁寧に指導していた。

「つぼみが花を咲かせるまでに、お水や太陽など色んなものが必要かなと思うんですけど、これからの私自身の活動も少しでもその一部になれたら」と三原さん。子どもたちの夢や挑戦を後押ししたいと語る姿は、近本の思いとも重なる。

近本については「いつも試合をテレビとかニュースで見て、家族でもすごく応援していて」とエール。その輪は少しずつ広がっている。【佐藤妙月】