阪神村上頌樹投手(28)が2年連続3度目の2ケタ勝利を達成した。巨人との首位攻防3連戦の初戦に先発し、7回4安打1失点で今季10勝目。5回2死までは打者14人に対しパーフェクト投球で、前夜17安打9得点だった巨人打線を止めた。約1カ月ぶりの甲子園帰還。「皆さんの応援が後押しになっていい形でリズム良くいけた。5回のピンチもしっかり投げられた」と笑顔で振り返った。
コースを間違えない抜群の制球、キレのいいカットボールもさえた。特にカットボールは「今年いろいろと試行錯誤していい形でこれている。自信を持って投げ込むことができています」と胸を張る。唯一の失点は7回1死一、三塁で喫した泉口の左犠飛のみ。ピンチを背負ってもタイムリーは許さない。さらに巨人戦は4連勝だ。今後優勝争いを繰り広げていくであろう宿敵に嫌なイメージを植え付けた。
中9日で「金曜日の男」を託された。首脳陣の意図をくみ取り「しっかり投げないといけない」と自覚十分だった。次週の金曜日は試合がなく、2週間後の土曜日には東京ドームの巨人戦がある。登板すれば巨人戦5連勝も-。そんな期待が描ける好投だった。【只松憲】
◆阪神のM点灯条件 阪神の優勝マジックは今日29日にも点灯する。条件は引き分け以上で、○でM23、△でM24が出る。



