広島森下暢仁投手(29)が7回4安打8三振2失点で今季11敗目を喫した。3回には3者連続三振を奪った。3回までは1安打5三振無失点の好投も、4回につかまった。先頭打者の中野拓夢内野手(30)に四球。続く森下翔太外野手(26)にも四球。連続四球から無死一、二塁のピンチを招、佐藤輝明内野手(27)と大山悠輔内野手(31)に連続タイムリーを許した。
「フォアボールで出してしまった。連続で(四球を)出してしまったというところは本当にもったいないですし、そういうところが勝てなかったところなのかなと思います」
しかし、失点はこの2点だけだった。阪神の強力な打線が相手。先制点を与えたくない、クリーンアップの前に走者を出したくないという心理がより強く働く。慎重な投球が裏目に出た格好だ。試合後、新井貴浩監督(49)は「クリーンアップが強力なので、その前にランナーを出さないように、出さないようにと、ちょっと慎重にいきすぎたかな。でも、あの回だけ。あとは本当にしっかりゲームを作ってくれたし、ナイスピッチングだったと思います」とフォローした。
勝利につながらない。8月14日阪神戦は8回1失点で勝利も、その後、勝ち星から遠ざかっている。8月21日巨人戦は8回2失点。同28日ヤクルト戦は6回3失点。9月4日巨人戦は6回3失点。同11日DeNA戦は7回無失点。そして18日阪神戦も勝てなかった。
「ゼロで抑えながら、粘り強く、先制点を与えないようにして、自分たちのペースでやっていかないといけないと思っています。負けが続いてるのは、それができていないということ。次登板があれば改善してやっていきたい」
シーズンは残りわずかだ。今季は故障以外で初めてのファーム降格も経験した。流した汗は決して裏切らない。プロ7年目右腕は現状を打破すべく、最後まで戦い抜く。



