阪神ドラフト2位指名の日体大・馬場拓海投手(4年=福岡大大濠)は日本一を手土産に、虎入りを目指す。25日、筑波大との首都大学野球秋季リーグ優勝決定戦(平塚)に先発予定も、雨天中止。「気持ちを切らさずに、次の試合に挑みたい」と力を込めた。

元中日の辻孟彦コーチ(37)も太鼓判を押す。スリークオーターと、体を大きくひねる投球フォームが特徴的な最速152キロ右腕。「バッターはタイミングを取りづらいかなと。ボールも強いし、特に右打者のアウトコースの直球がより遠く見えるので、そこは通用するかなと思います。チームにとって欠かせない存在になると期待しています」。それは技術だけではない。「淡々と練習できる。ご両親に会った時に『どうやったらああいう子が育つんですか?』と言ったりもしているので、すごいですね」。全体練習後にも2時間ほどウエートトレーニングする真面目な性格。馬場は「もっと成長するためにやるべきことをやっているだけです」とうなずいた。

チームはすでに神宮大会へつながる横浜市長杯の出場権をつかんでいる。6月の全日本選手権で届かなかった頂へ。「春、成し遂げられなかったので、秋このチームで日本一になりたい」。学生野球最後まで全力で腕を振る。【村松万里子】

◆馬場拓海(ばば・たくみ) 2004年(平16)12月20日生まれ、佐賀県出身。高校は福岡大大濠に進学し2年春に甲子園出場。ロッテ毛利は高校の1学年先輩。最速152キロの真っすぐを誇る大型右腕。3年秋リーグに最優秀投手に輝いた。好きな選手は高校の2学年先輩・オリックス山下舜平大。184センチ、90キロ。右投げ右打ち。