マルチに極める。
日本ハム郡司裕也捕手(28)が27日、エスコンフィールドの秋季練習に参加した。田宮、五十幡、今川と一緒に、内外野でノックを受け「守備は、やったらやった分だけ(上達する)っていうイメージですからね。量はしっかりこなしていきたい」と、汗をぬぐった。
今季は一、三塁と左翼、捕手の4役をこなした。リーグ制覇を狙う来季へ向け、チームとしてはある程度、守備位置を固めたいところだが「どちらでも。チーム状況に合わせます」と意欲的。定着を狙うなら三塁が「現実的」と言うが、「捕手もやりたい。試合を動かしているというやりがいがありますし、技巧派を生かす自信もある」と、頼もしい。
ソフトバンクとのCSファイナルステージ第1戦では、左翼でスタメン出場し、痛恨の落球。その後、1発を放ち一矢報いたものの、空砲に終わった。チームのレギュラーシーズン88失策は12球団ワーストで、オフは守備の向上がテーマになるが「それだけじゃない。視野が狭くならないようにしたい」と、意気込む。
王者ソフトバンクの壁は「だいぶ厚いと思います」。だからこそ、守備だけでなく“マルチ”な能力向上が必要だ。「バッテリーを含めた攻め方だったり、凡打の在り方、球数を稼げたか、出塁率がどうか…みんなで視野が狭くならないようにしたい」。状況判断を含めたレベルアップを期した。【中島宙恵】



