昨季にプロ初勝利を挙げたオリックスの左腕山田修義投手(25)がオーストラリア戦で好投した。立ち上がりに失策絡みで1点を失ったが、引きずらなかった。100キロ前後のカーブでうまく相手の打ち気をそらし、4回を自責点0にまとめ「直球、落ちるボールともにしっかり投げることができた」と手応えを口にした。

 2番手で4回を無得点に抑えた山崎福、キューバ戦で好投した松葉らサウスポーによるアピール合戦が繰り広げられている。福良監督は「失策があったにしてもどうか」と課題である1回の内容に不満を示し、25歳の山田は「今後の試合も1つ1つ結果を残していけるように頑張る」と気を引き締めた。