WBA世界バンタム級1位増田陸(28=帝拳)が初挑戦で世界王座獲得に成功した。同級2位比嘉大吾(30=志成)との同級王座決定戦で117-111、117-111、113-115の2-1の判定勝利。リングサイドでは増田と同門のWBC世界同級1位那須川天心(27)が応援に駆けつけた。
同じ階級というだけでなく、下半身強化の成田合宿も一緒に参加し、ジムワークの時間帯も重なるケースが多い関係にある。WBC世界同級挑戦権を持っている那須川だけに「よくメシにもいくし、同じ同志として心の底からうれしく思う。つないでもらったので僕もしっかりとチャンピオンにならないといけないと思いましたよ。刺激になりました」と気合を入れ直した。
ガードを固め、接近戦を仕掛けてきた比嘉に対し、増田が冷静に対処にしていたと分析。那須川は「(判定で)勝ったと思っていた。7回に劣勢に立たされてから、覚悟を決めて前に出て対応できていた。あそこでアウトボクシングをしていたら(ポイントを)取られていたかも。自分のパターンが出たと思う。勝ち切って、勝って反省できることは幸せなこと」と祝福した。
数日内に次戦発表が行われる見通し。那須川は「今日は眠れない。数日間は眠らない。眠ってはいけない。目をギンギンにしていたい」と予告していた。

