ボクシングのトリプル世界戦(20日、東京・両国国技館)でWBA世界バンタム級王座を獲得した増田陸(28=帝拳)が一夜明けた21日、都内のジムで会見した。再戦を希望するWBA休養王者堤聖也(30=角海老宝石)に向け、統一戦のメッセージを送った。WBO世界スーパーフライ級王者寺地拳四朗(34=BMB)、WBC世界ライトフライ級王者岩田翔吉(30=帝拳)も同日、それぞれ会見に臨んだ。

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一夜明けても増田の眼光は鋭かった。比嘉大吾(30=志成)との激闘で両目上を裂傷。左上を4針、右上を6針縫合したが「深い傷ではない。この傷を治し、心身ともにリセットしてから集中して練習に取り組みたい」と話した。

試合後、WBA休養王者堤聖也(30=角海老宝石)との再戦を希望した。23年8月にプロ初黒星を喫した堤とはベルトを統一しなければならない状況。増田は「自分の中で堤選手が王者という認識がある。挑戦して勝ってクリアすることで、このベルトの価値、真正性が高くなる」と意義を強調。堤に向け「真のチャンピオンがどちらか、戦って決めたいと思っている」と統一戦へのメッセージを送った。新王者として「自分も納得し、お客さんも喜んでくれて、歴史に残る試合がしたい」と理想の王者像も掲げていた。【藤中栄二】

【ボクシング】増田陸が世界初戴冠 寺地拳四朗3階級制覇 岩田翔吉初防衛 トリプル世界戦/詳細