ボクシングのWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志(35=ワタナベ)が、次戦でのビッグマッチ実現をあらためて熱望した。2回TKOでの10度目の防衛成功から一夜明けた7日、都内の所属ジムで会見。傷1つない顔で姿を見せると「他の団体の王座を取りたい気持ちもあるし、海外でやれる話があればそっちでもいい」と今後についての思いを語った。
渡辺均会長も、日本人3人目のV10王者の希望を優先する意向。近く初めて2人で話し合いの場を持つ予定で「まずは内山の気持ちをしっかり聞いて、その上でメリット、デメリットも含めて腹を割って話したい」とサポートを約束した。
内山が現時点で特に対戦を希望するのは、元3階級王者ユリオルキス・ガンボア(33=キューバ)、WBA世界フェザー級スーパー王者ニコラス・ウォータース(29=ジャマイカ)の2人。内山はガンボアについては「スピードが一級品。決まればみんなが見たいカードだと思う」。25戦全勝(21KO)のウォータースは「野性味あふれるスタイルで海外での評価も高い。階級を上げてくるならやりたい」と話した。
あらためて「内山強し」を印象付けたV10戦だったが、今年11月には36歳を迎える。「体力が落ちた時にそういう試合が決まっても面白くない。強いと思ってもらえている、このタイミングでやりたい」と力を込めた。今秋にも計画されるV11戦に注目が集まる。【奥山将志】

