「K-1 WGP 2016」(24日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)の公開計量と記者会見が23日、都内で行われ、山崎秀晃(29)が65キロ世界最強決定トーナメント優勝を改めて宣言した。

 3月の日本代表決定トーナメントを制した山崎は、少し遅れて会場に到着。普段と違って乱れた髪で現れると、65・0キロジャストで計量をパスした。

 1回戦は東欧モルドバの豪腕スタニスラブ・レニタ(23)と対戦するが、狙いは現世界王者ゲーオ・ウィラサクレック(31=タイ)との決勝。会見では髪も整えて登場し、「65キロのゲーオ最強伝説を崩し、必ず優勝する」と1年半前の初代世界王者決定トーナメントで敗れた雪辱も、合わせて誓った。

 今回の世界最強決定トーナメント1回戦では、山崎-レニタのほか、イリアス・ブライド(21=モロッコ)-クリス・マセーリ(25=米国)、野杁正明(23)-マサロ・グランダー(21=オランダ)、ゲーオ-HIROYA(24)が対戦する。