世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級タイトルマッチ(12月31日・大田区総合体育館)で王座奪回を目指す内山高志(ワタナベ)が10日、東京都内のジムでスパーリングを開始した。この日が37歳の誕生日で「願いはまず大みそかの試合に勝つこと」と抱負を述べた。

 4月の12度目の防衛戦でプロ初黒星を喫したジェスレル・コラレス(パナマ)との再起戦。勝てば、長谷川穂積(真正)が持つ世界王座奪取の国内男子最年長記録、35歳歳9カ月を塗り替える。「今度は挑戦者で1度負けた相手。気合も入っているし、ぶっ倒したい」と雪辱を誓った。