「生ける伝説」は和食がお好み? プロボクシングの元6階級王者で現WBO世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(37=フィリピン)が24日、自民党本部で開かれたボクシング振興議員連盟の懇親会に参加した。自身の名前を冠したボクシングジムが日本で開業するのに合わせて来日していた。

 会ではすし、焼きそば、エビの天ぷらを箸でおいしそうにほお張った。エビの天ぷらにはしょうゆではなくてソースをかけてくれるように頼む場面もあったが、普段から和食にも親しんでいる様子。強豪を次々に倒していく様は、有名ゲームから「パックマン」の相性で知られるが、この日は和食をパックパックと平らげた。母国では次期大統領という声もある上院議員。「日本とフィリピンの関係がより深くなるように努めていきたい」と使命感も口にしていた。

 パッキャオは今月5日(日本時間6日)に米・ラスベガスで行われた世界主要4団体の復帰戦で、王者のジェシー・バルガス(米国)に3-0で判定勝ちし、昨年5月以来の世界王座返り咲きを果たしていた。