2010 K-1 WORLD MAX 63キロ日本トーナメント優勝の大和哲也(29)が、来年4月22日の「K-1 WGP 2017」(東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)からK-1に参戦する。K-1実行委員会が20日、発表した。

 大和サイドからの参戦オファーに、宮田充K-1プロデューサーが「来年30歳で、ファイターとしては脂が乗っている」と快諾した。

 この日、会見に臨んだ大和は「K-1は2010年に日本王者になったが、11年になくなった。K-1での自分の時計は止まっているので、またK-1のリングで動かしたい」と参戦を決意した理由を明かした。

 同じK-1 MAX出身の日菜太(ひなた=30)が6日にK-1参戦を発表した。この点について大和は「彼が出るから僕も出ようと思った訳ではない。K-1 MAXの最後の大物は僕だと思っているので、このタイミング(での発表)は必然だと思う」と、大トリ宣言した。

 そして、「K-1の65キロは黄金階級で日本人も強い。誰とやってもいいが、(世界王者)ゲーオを倒すのは僕しかいないと思っている」と、(2年前に)ムエタイの一流選手(WBCムエタイ世界スーパーライト級王者サゲッターオ・ペットパヤタイ)に勝った実績をアピールしていた。

 対戦相手は後日、発表される。