K-1スーパー・ライト級の世界王者ゲーオ・ウィラサクレック(32=タイ)と、同級ファイター久保優太(29)が来年1月14日、中国で開催の「第5回武林風世界カンフー盛典」に出場する。2人も出席しての会見が20日、都内で行われ、K-1実行委員会が発表した。

 大会は中国・河南省の河南テレビ第8スタジオ特設リングで行われ、中国全土で4~5000万人の視聴が見込まれる。久保は普段はベビーフェイスだが、リングでは別人になることで、K-1ファイターでは中国で最も人気と知名度がある。そのため3年越しでのオファーがあり、このほど同じく人気の高いゲーオとともに出場が決まった。

 久保は「熱いオファーをいただいてうれしい。バイト感覚じゃなく、K-1を背負って頑張りたい。減量の調子もいいので、当日はデビルになって、絶対に勝つ」と全力ファイトを誓った。

 また、ゲーオは「6カ月試合ができず、体がなまっていたので、良いタイミングで試合が決まった。頑張りたい」と、こちらも奮戦を誓っていた。

 対戦相手は後日、発表される。