新日本プロレスは4日の東京ドーム大会を前にした3日、東京・ディファ有明で前夜祭となる「大プロレス祭」を開催し、タイトル戦の前日会見などを行った。

 IWGPヘビー級選手権を戦う王者オカダ・カズチカと挑戦者のケニー・オメガがリング上に登場。オメガが「オカダは東京ドームで4度目のメインだそうだが、心の中では恐れおののいているはずだ。オカダよ、東京ドームでは100%の力で来いよ」と挑発。オカダも「今まで棚橋さん、棚橋さん、棚橋さんと3度やって、そして4回目がケニー。棚橋、内藤、AJ、デビット以上だと思っているけど、しっかり防衛して、東京ドームに金の雨を降らせてやる。覚悟しておけ」と応じた。また、IWGPタッグ王座戦の会見では、3WAY戦を会社にのませた矢野が、真壁、本間組のワールドタッグ優勝トロフィーを会見中に強奪。怒った真壁は「ワールドタッグリーグと同じだ。明日、まとめてたたきつぶしてやる!」と吐き捨てた。

 IWGPインターコンチネンタル選手権の会見には、王者内藤哲也と挑戦者棚橋弘至が登場。内藤が「明日は棚橋の最後の舞台」と挑発。棚橋は「明日は内藤のゴールではなく、棚橋の新たなスタート」と切り返していた。