元UFCライトヘビー級王者リョート・マチダ(39=ブラジル)が2年4カ月の復帰戦を飾れなかった。
メインイベントのミドル級5分5回で、同級7位デレク・ブランソン(33=米国)と対戦したが、わずか1回2分30秒で失神KO負けを喫した。
09年に無敗でライトヘビー級王座を奪取するなど空手をベースとした斬新なファイトスタイルで強さをみせつけてきたマチダだが、禁止薬物使用による18カ月間の出場停止処分を受けていた。このブランソン戦は15年6月のヨエル・ロメロ戦以来のオクタゴンだった。
ホーム戦でのカムバック戦に備えた会見では「起きたことには責任を取らなければならない。最初は処分が厳しすぎるとも思ったけれど、今では起きるべくして起きたことだったと思っている」と反省の弁。出場停止期間中も鍛錬を怠ることなかったことを強調し「試合から試合へと追われていた頃には、人としての成長が止まっていた。ところが、自分の過ちを認めた瞬間から、自分の人生は変わり始めた。おそらく、いったん皆さんの前から姿を消し、いろいろなことを学ぶ時間が必要だったのだと思う」。母国から再起を誓っていたものの、白星を奪うことはできなかった。

