スマックダウンの中邑真輔(38)が両者リングアウトで、またも日本人初のWWEヘビー級王座の獲得を逃した。8日の祭典レッスルマニア34大会に続き、王者AJスタイルズ(40)に挑戦。急所攻撃を発端に暴走した王者と場外乱闘に発展。両者リングアウトによるベルト移動なしで、王者の防衛となった。

 ヒール転向した中邑は一貫してAJスタイルズを逆なでする言動を入れながら試合を進めた。ロープブレークの際、王者のヒザ裏に蹴りを入れて、エプロンに倒すと何度も踏みつけた。その後、断崖式ニードドロップで後頭部も強襲。牛殺しなどで攻め込まれたが、回し蹴りなどで応戦し、倒れる王者の脇腹にヒザを何度も打ち込んだ。キンシャサを回避され、丸め込まれた後、カーフクラッシャーで左足への集中攻撃を受けたものの、腕ひしぎ逆十字固めで逆襲。相手のフェノメナルフォーアームを回避し、レフェリーと激突した王者の背後から股間を攻撃した。そのまま丸め込んだが、ロープエスケープでフォールできなかった。

 急所攻めの後からヒートアップしたAJスタイルズに場外へと落とされた中邑は防護壁や放送席に投げ飛ばされるなど場外乱闘へ。そのまま両者リングアウトのゴングが鳴り響いた。その後もAJスタイルズからイス攻撃やフェノメナルフォアアームを浴び、徹底的に報復された。それでも両者の感情がぶつかり合う王座戦に、サウジアラビアのファンから大きな拍手と歓声を浴びていた。