世界ボクシング協会(WBA)ライト級王者で12日(日本時間13日)にニューヨークで4度目の防衛戦に臨むホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)が10日、会場で記者会見し「いっぱい練習をやって調子はすごくいい」と語った。

 17歳の時に日本でプロデビューし、2014年に世界3階級制覇を果たした。相手のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)は08年北京、12年ロンドンの五輪王者で、今回階級を上げて3階級制覇を狙う。「最強」の呼び声高い挑戦者との一戦に向け、リナレスは「過去2戦も(同じ)サウスポーが相手で精神的にも身体的にも準備はできている」と意気込んだ。