警察犬にかまれて試合欠場中の中邑真輔(38)はWWEヘビー級王座挑戦をキャンセルした。

 ノーDQ形式(反則裁定なし)で王者AJスタイルズに挑む予定だったが、欠場が決まった。松葉づえで左足をかばいながらリングに上がった中邑は「2年ぶりの両国国技館でアーティスト、ロックスター、キング・オブ・ストロングスタイルの中邑のクリーンで堂々としたファイトをおみせすることができなくて悔しいワン」と欠場あいさつした。中邑の代わりにサモア・ジョーがAJスタイルズに挑戦する。

 中邑は25日にハウスショーとして開催されたベイカーズフィールド大会前、会場付近にいた警察犬に突然、左足をかみつかれた。25日の大会に続き、テレビマッチとなった26日の米オンタリオ大会も欠場。同大会で組まれていたUS王者ジェフ・ハーディへの挑戦もキャンセルとなっていた。