25日に東京・有明アリーナで前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(30=大橋)の挑戦を受けるプロボクシングWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(28=米国)が14日、横浜市内で公開練習に臨んだ。
同日午前中に別会場でトレーニングを積んだとして、グローブは付けずにシャドーボクシング、パンチングボールとサンドバッグ打ちを公開したのみ。練習スタートから2分45秒という短い公開練習を視察した井上の父真吾トレーナー(50)があまりにも短すぎる公開時間に困惑の態度を示した。
本来はオーソドックス(右構え)のフルトンがサウスポースタイルで行ったシャドーボクシングを確認した真吾トレーナーは「正統派ですね」と解説。大きめのTシャツを着用しており、現段階の体格は確認できなかったものの「腕は太かった。予想よりも(身長が)大きかったなと思います」とフルトンのサイズについて再確認できた収穫を口にした。笑顔も多くリラックスしたフルトンの態度にも「変な感じは受けなかった。性格の悪い感じでなかったと思う」と口にした。
ただ井上の強さを認めるがゆえに公開練習の時間が短かったことにはがっかりした様子。真吾トレーナーは「流す練習にしてもミット打ちとか少しはやるかなと思っていた。公開練習でこれでは失礼かなと思う」と残念がった。既にフィジカル面を担当する元世界3階級制覇王者の八重樫東トレーナーと一緒にフルトンの試合動画をチェックしており「ある程度の映像があればイメージできる。あとは当日になれば。それがすべて」と強調していた。

