元IBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(31=プエルトリコ)が約4年ぶりに同王座に返り咲いた。IBF同級2位として同級3位メルビン・ロペス(25=ニカラグア)との同級王座決定戦に臨み、3-0の判定勝利。19年5月、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)準決勝(英グラスゴー)で井上尚弥(30=大橋)に2回TKO負けを喫し王座陥落して以来、再び世界王座を獲得した。
2回に偶然のバッティングで右目の腫れに見舞われたものの、試合の主導権を握り続けると、最終12回に計3度のダウンを奪った。ロドリゲスは「腫れはどんどん大きくなったが、私のチームが素晴らしい仕事をしてくれた。試合中、視力に問題はなかった。これはメキシコで行った6カ月間のキャンプの成果だ。チーム全員がいなかったら、これは不可能だった。彼らのおかげで4年後に再び王者になることができた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
今年1月、井上尚弥の同級すべてのベルト返上から世界主要4団体の世界王者がすべて出そろった。WBAは井上拓真(27=大橋)、WBCはアレクサンドロ・サンティアゴ(27=メキシコ)、WBOはジェーソン・モロニー(32=オーストラリア)、そしてIBFはロドリゲスが王座に就いた。「自分たちのスキルを披露するだけでなく、パワーパンチで力強く目的を持って打つことに努めた」と満足そうに勝利に浸ったロドリゲスは「次は(WBC王者)サンティアゴと対戦したい。バンタム級で勝てる選手は誰もいないと彼は言っているそうだが、それが間違っていることを私が証明する」と強気な姿勢を貫いていた。

