AEWコンチネンタル王者オカダ・カズチカとヤングバックス(マシュー・ジャクソン、ニコラス・ジャクソン)のヒールユニット「ジ・エリート」が車で試合会場に来場した。

トニー・カーン社長のスペースに車を止めて「今日、来ねえだろ。ここは俺たちのスペースだ。パーフェクト・パーキングだ」と最初からやりたい放題だった。

そして大会の放送の途中で、先週ジ・エリートに襲撃されたケニー・オメガが病床から登場。もともと昨年から憩室炎で欠場中だったオメガは「サンキュー、マシュー。君が俺にしたことは個人的なことじゃなくてビジネスだ。だから俺も自分の健康管理の前にAEWのエグゼクティブ・バイス・プレジデントとしてビジネスをしようと思う。26日(日本時間27日)にダブル・オア・ナッシング大会(ネバダ州ラスベガス)がある。君たちは自分たちのルールを作るのが好きだから、ルールブックを捨ててしまえばいいと思ったんだ。アリーナを無法状態にするんだ。ノールールで」とダブル・オア・ナッシング大会でのノールール戦を提案。

続けて「ヤングバックス&オカダ&ジャック・ペリー対チームAEWだ。チームAEWで頭に浮かんだのは2人の名前。AEW史上最強のタッグチーム、もしかしたらプロレス史上最強のタッグチーム、君たちに立ち向かう勇気を持った2人、FTR(キャッシュ・ウィーラー&ダックス・ハーウッド)だ。他の2人については、君たちが思っているより早く、彼らの正体が明らかになるような気がする。また会う日まで。さようなら、そしておやすみなさい」と話した。

ジ・エリートはメインイベントのアダム・コープランド対ブロディ・キング戦の後、リングに登場。「レインメーカーがケニー・オメガについて言いたいことがあるそうだ」とマイクを渡されたオカダは「Hey Kenny, the Best Bout Machine says get well soon.(ヘイ、ケニー、ベストバウト・マシン=オカダ自身、は言ってるぜ、早く良くなれってな)」とオメガを挑発した。

その後、FTRに続いてオカダにコンチネンタル王座を奪われたエディ・キングストンと“アメリカン・ドラゴン”ブライアン・ダニエルソンが登場。ダブル・オア・ナッシング大会でオカダ&ヤングバックス&ペリー対FTR&キングストン&ダニエルソンの8人タッグが開催されることになり、リング上で一足早く乱闘となった。