RIZIN甲子園トライアウトを視察したRIZINフェザー級王者・鈴木千裕(25=クロスポイント吉祥寺)が、自ら渡米してベラトール・フェザー級王者パトリシオ・ピットブル(37=ブラジル)と直接“対戦交渉”するプランを明かした。
昨年7月の「超RIZIN2」で対戦(鈴木の1RKO勝ち)した2人は、これまでSNS上で互いに「再戦しよう」と言い合ってきた。ただ、いかんせんSNSでは相手の言葉の“熱量”は計れない。鈴木は「翻訳を(SNSに)張ってのやりとりなんで、絶対かみ合ってないんすよ、会話が。だから直接会って、通訳入れて、あの時約束したからやろうねって。純粋に『日本から来ました。正式に戦いましょうピットブル、よろしく』って。僕の意思を伝えに行くんすね」と説明。RIZIN榊原CEOとともに、9~10月ごろに渡米できればという考えを示した。
鈴木はピットブルとの再戦について「たぶんダブルタイトルマッチはないですね。ルールが違うんで」と説明した上で「僕はベラトールのベルトをかけて勝負したい。僕自身に問いかけた時に、もちろんファンは大事です、でも僕の夢をかなえたいというのが、やっぱり僕の本当の答えだったんですよ。心の奥底では世界のベルトを取りたいというのが答えだったので。それに乗れないファンもいっぱいいると思いますし、賛否両論あると思うんですけど、1番は自分のために戦おうと。オレは強くなって世界のベルトを獲って、どこまでできるか証明したい。それについてきてくれるファンのために戦おうと思って」と明言。ピットブルとの再戦はベラトール王座への挑戦にしたいと力を込めた。
また、骨折した右拳の状態と、おおみそかのRIZINで復帰できる可能性について聞かれた鈴木は「(こぶしの回復は)50%ぐらいじゃないですかね。僕、(マニー)パッキャオ選手との試合が流れちゃった時に、ケガしてる状態でやるのはもうやめようと思って。完全にベストな状態じゃないと試合しないって心の中で決めてて。純粋にファンに申し訳ないなっていう気持ちがあったんですよ。パッキャオ戦が決まってチケットを買ってくれた人もいましたし。期待を裏切るのはマジで申し訳ないって、悔いる期間が結構あったんで。完全の、強い千裕を見せるのが一番なんだって。できる限り100%に近くなりたいです」と話し、具体的な復帰時期については明言しなかった。

