立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)が初めてABEMA PPVによる視聴チケット販売をおこなった「RISEエルドラド2025」を両国国技館で開催。第10試合のSuperfight! -52キロ契約3分3回延長1回で、プロボクサー那須川天心の弟でRISEフライ級(-51.5キロ)王者の那須川龍心(18=TEPPEN GYM)が、元ラジャダムナンスタジアム認定2階級制覇王者クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(31=タイ)から2回に3度ダウンを奪ってKO勝ち。天心も判定勝ちしかできなかった強豪を倒して“兄超え”を果たした。以下、試合後の龍心の一問一答。

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-試合が終わっての感想をお願いします

「いやー、まさかなんか、本当に、ここ最近の戦績がちょっと出来すぎてるなっていうのは、自分でも思いますね」

-クマンドーイの印象は

「本当にでっかいものだと思ってたんで、やりながら、あっ、こんなものかって思えたのはすごい良かったですし。天心に昨日の夜、電話で『相手のことを大きく見過ぎず、けどなめすぎず』って言われて。そこがしっかり出来て良かった」

-クマンドーイの戦いぶりは

「向こうがちゃんとキックボクシングをしてくれるパターンと、ムエタイに徹するパターンっていうのはいろいろ考えてて。そこで結構どっちをやろうとしてるのかなって中途半端な感じで相手がやってくれたんで。そこに隙がありましたね」

-1回目のダウンについて

「相手のジャブが思ったより、真っすぐ打ってくる感じだったんで。そこにかぶせて打つ、1個頭をずらして打つっていうのを意識していて。それをアップの時に(父の那須川)会長に言われたんですよ。『これも入るからやってみな。これもいいぞ』みたいな。それを思い出してやってみたら本当に入っちゃったっていう感じです」

-会場がすごい盛り上がっていました

「1回目ダウン取った時に、その盛り上がり方的に、俺の勝ちを信じてるヤツ、そんないないんだと。とりあえず頑張ってくれとか、勝っても判定だろうなっていう予想じゃないですか。そこをいい意味で裏切れて。やったっしょって感じです」

-勝利してこれ以上にないくらい喜びを爆発させました

「今回、試合をやるまでの過程で、なんか自分の中で納得できたスパーリングだったり、練習はすごいいい環境で追い込めたんですけど、そういうのがあんまりできてなくて。動きはいいけど、なんか足りないっていう感じだったんですよ。そこもあってすごい不安で。負けたらどうしようとかいろいろ考えて。そしたら試合前のあおりVで『試合前に負けること考えるバカいるかよ』って自分が言ってたんで。自分にカツを入れられたというか。自分にビンタされました。自分にガッデムされました」

-試合前から泣いていたみたいですが

「なんかいろいろよみがえってきて、感極まっちゃいました。試合後? あれはもうしょうがないです。あれは誰でも泣いちゃいます(笑い)」

-格闘技に3段論法はないとは言われますが、クマンドーイをKOしたことで“天心超え”と言ってもいいのでは

「ちょっと肩で風を切って『おう!』って言ってみようかな。『天心君、おう!』って。そしたら『おい、てめぇ!』って言われると思いますけど(笑い)」

-試合後、対戦したい選手として今度MMAデビューする田丸辰選手の名前を出していました

「完全転向なのか、僕みたいに1戦だけやってまたキックに戻ってくるのか分からないですけど、会見を見てても『モチベーションがない』とか言ってたんで。それはおかしいんじゃない? っていうのはありますし、もっと自分のやっている競技にプライドを持っていこうよっていうのはあります」

-モチベーションだったら俺がいるだろと

「それもありますし、何か言い表しづらいですけど、そんなモチベーションごときでやってるんだっていう感覚ですよね。そこの次元なんだって。自分が言うのもアレですけど、そこのレベルでやってるんだなって正直思いました。自分が高く見ていたものが」

-今やったら勝てるという感じがありますか

「やりたいですし、自分がデビューした時は、向こうはトップ戦線で本当に天と地の差があったと思うんですよ。自分がKOしてベルト取っても、向こうは優勝していたりとか。今回クマンドーイ選手を倒すことによって、そこに追いつけたんじゃないかなと自分では思っていて。自分には言う権利があるんじゃないかという感じです」