立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は22日、都内で記者会見を行い、第2代RISE QUEENアトム級(-46キロ)王者の宮崎小雪(22=TRY HARD GYM)が引退すると発表した。「RISE194」(12月14日、東京・後楽園ホール)で引退セレモニーが行われるという。
通算戦績は18戦16勝1敗1分け(4KO)。黒星は20年にAyakaに判定0-2で敗れた1試合のみで、小林愛理奈や伊藤紗弥、MISAKI、菅原美優らトップファイターたちに勝利。23年12月には現RWS女子ミニマム級王者のモンクットペット(タイ)にも判定3-0で勝っている。
この日の会見に出席した宮崎は引退の理由について「(今年行ったフィリピンへの)留学を通してさまざまな出会いや経験をする中で、もっといろんな世界を見てみたいと思うようになったことがきっかけです。今後はワーキングホリデーに挑戦して、自分をもっと成長させていきたいなと考えています。国や渡航時期などの詳細はまだこれから決めていく予定です」と説明した。
姉でキックボクサーの宮崎若菜や、ジムの先輩である平岡琴に話した際には「もともと悩んでる時点で、よく相談とか話したりとかはしてたので。実際、決断した時とかも別にそんなに驚かれたりはしなくて。むしろ背中を押してくれるというか、頑張ってねっていうような感じでした」という。
宮崎は一番思い出に残っている試合について聞かれると「やっぱり紅絹(もみ)さんと戦わせていただいた時のタイトルマッチが自分の中で印象に残っていて。その試合が自分をすごく強くしてくれましたし、肉体的にとか技術的にっていう部分だけじゃなくて、精神的にも成長できた一戦だったなっていう面ですごく思い出に残ってます」と説明。
やり残したことについては「やっぱり世界タイトルを取りますって発言したにもかかわらず、それを成し遂げずにこういう決断をするっていうところが、やっぱり一つやり残したというか。でもそれ以上に自分が今やりたいことは違うことなのかなっていうふうにも思ったし。例えばですけど、余命があと1年ですってなったとして、自分は格闘技をして世界タイトルを取るのか、海外に行っていろんな景色を見るのか、どっちかしか選べないってなったら、私は海外に行く選択肢をするなっていうふうに思ったので。この選択をしてよかったなと思えるような人生を歩んでいきたいなと思ってます」と話した。
宮崎は最後に「今まで応援してくださった皆さま、そしてサポートしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。1人では絶対にここまで来ることができなかったんですけど、辛い時とか苦しい時に、みんなが喜んでくれる笑顔を見るのがすごく好きで。その笑顔を見るたびに頑張ろうって踏ん張ることができました。格闘技で得たことを胸に、これからも自分の人生を楽しめるように、そしてもっと成長した姿で皆さんにお会いできるように精進したいなと思います。これまで本当にたくさんの応援ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

