プロボクシング元WBA世界バンタム級王者で現WBC世界同級2位の井上拓真(29=大橋)が劣勢気味の勝敗予想にも平常心を貫いた。24日、トヨタアリーナ東京で同級1位那須川天心(27=帝拳)との同級王座決定戦を控え、21日には東京ドームホテルで那須川とともに会見に臨んだ。興行を午後5時から生中継するAmazonプライムビデオ独自の勝敗予想では井上の勝利が35・7%に対し、那須川の勝利に64・3%という最終結果が出た。

井上は「自分はもう、この戦いが決まった時点でモチベーションは最高潮なので。予想に関しては他の方が楽しんでやってくれればなと、自分は気にしていない」と涼しい表情。新しいWBCベルトが壇上に設置されていた。19年11月に団体王座統一戦で暫定王座陥落して以来となるWBCベルトだが、井上は「自分は今回の試合に関しては、ベルトどうのこうのではなく、しっかりと天心選手に勝つ。それで結果でベルトは後からついてくるものだと思っている。まず自分はベルトは気にしていないですね」と話した。

海外のブックメーカー(賭け屋)のオッズでも、井上が不利と出ている。21日時点の英大手ウィリアムヒルでは、井上の勝利に3・75倍、那須川の勝利には1・25倍がつけられ、引き分けは17倍となった。一方、ボクシング専門サイト「ボクシングモバイル」の勝者予想では、井上の勝利に60%、那須川の勝利に35%、引き分けは5%。井上が有利となるなど、勝敗予想は割れている。