元5階級制覇王者となるWBA世界バンタム級1位ノニト・ドネア(43=フィリピン)が連敗を喫した。同級4位増田陸(28=帝拳)との同級挑戦者決定戦10回戦に臨み、8回1分12秒、TKO負けを喫した。昨年12月、正規王者堤聖也(30=角海老宝石)との団体内統一戦で判定負けを喫し、同級暫定王座から陥落して以来、3カ月ぶりのリングで勝つことはできなかった。
伝家の宝刀と言われる左フック、左ボディーを突き刺し、緊張感ある競り合いはみせた。キレ味鋭い相手パンチで5回、右目上を切り裂かれたが、6回にも左フックで意地をみせた。しかし7回、ワンツーでダウンを許すと続く8回。再び増田の左強打を浴びたところで陣営からのタオル投入による棄権でTKO負けとなった。
試合後の会見はダメージが大きいために欠席した。その後、主催者を通じてドネアは「帝拳にチャンスをもらって感謝します。一生懸命、戦いました。増田選手にはおめでとう」とコメントした。43歳レジェンドの今後に注目が集まる。

