大相撲の二所ノ関一門の連合稽古が4日、愛知県大府市内の芝田山部屋で行われ、大関琴奨菊(32=佐渡ケ嶽)は横綱日馬富士、大関稀勢の里と12番取って3勝9敗だった。立ち合いの圧力は十分だったが「そこだけが相撲じゃない。あとの対処方法が大事。圧力や踏み込みはできているので。そこじゃない戦いをしないといけない。課題は分かっている」と振り返った。

 それでも表情は明るく、部屋からもらったスイカも食べて「いい感じで、体の重さが相手に乗っている。あとは若干の角度や手の使い方」と順調そうだった。