大相撲名古屋場所の初日を翌日に控えた8日、本場所会場となる愛知県体育館で、場所中の安全と興行の成功を祈願する土俵祭が行われた。

 大関として初めて土俵祭に臨んだ高安(27=田子ノ浦)は、場所を目前に控え「一生懸命やります。自分のペースでやってきたので、気を引き締めてやりたい」と話した。大関の勝ち越しは10勝、とも言われるが余計な星勘定はせず、今場所も全勝が目標。そのためには「今まで通り、攻める姿勢でやっていかないといけない」と心の持ちようを自分に言い聞かせた。あとは、いくつかの質問にも「はい」と返答。集中力を高めながら、最後も「一生懸命やります」と言葉で取材対応を締めくくった。