大相撲の横綱鶴竜(32=井筒部屋)が初場所後の1日に東京都内の病院で左足首付近の手術を受けたことが3日、分かった。師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)が明らかにした。

 井筒親方によると、左足首から甲の遊離軟骨を内視鏡手術で除去した。4日の錦島親方(元関脇朝赤龍)引退相撲で綱締め実演だけは行うが、土俵入りや取組は控える。その後の花相撲は休場する方向だという。 鶴竜は4場所連続休場明けの初場所を11勝4敗で終え、進退問題を乗り切った。初日から10連勝と好調だったが、井筒親方によると、4連敗と崩れた終盤戦に患部に痛みを感じていたという。