貴景勝ら新旧大関で申し合い「いい稽古できました」

大相撲の春巡業は20日、千葉・柏で行われ“新旧”含む大関3人による申し合い稽古が行われた。

春場所千秋楽、互いのファンの胸が締め付けられるような“大関入れ替え戦”の末、新大関昇進を果たした貴景勝(22=千賀ノ浦)と、その貴景勝に敗れ大相撲夏場所(5月12日初日、両国国技館)では関脇に陥落する栃ノ心(31=春日野)が事前に稽古を約束していた。そこに誘いの声をかけた高安(29=田子ノ浦)も快諾。横審稽古総見さながらの、豪華3大関による申し合い稽古が始まった。

互いの意地がぶつかり合う、熱のこもった稽古の結果は“先輩大関”の貫禄を示した栃ノ心が7勝5敗、高安が7勝6敗。ただ、5勝8敗と負け越した貴景勝は、今巡業で相撲を取る稽古は1週間ぶり2度目。夏場所まで3週間あるせいか「前回に比べて全然いい。もう1段階、体を膨らませればもっと良くなる。なかなか(3大関での稽古は)できることではない。いい稽古ができました」と焦るそぶりは全くない。

一方、その貴景勝に4勝2敗と“リベンジ”した栃ノ心は「2人は押し相撲。自分はやりずらい。でも、そのやりずらい人と稽古するのが大事」と収穫を口にした。相撲を取る稽古を初めて3日目の高安は、やや落胆の表情で「全然、良くなかった。今日は浮ついてました。スタミナは大丈夫。体力はあるし、今日も、まだまだ(時間があれば)取れた。ただ、相撲内容が…」と反省点を口にしていた。

その他の写真

  • 大関同士の申し合い稽古で貴景勝(手前)と向かい合う栃ノ心(左)。中央は高安