住職が鶴竜への復活激励が実現「令和元年の伝説」

<とっておきメモ>

<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇21日◇ドルフィンズアリーナ

鶴竜が所属する井筒部屋は、愛知・東浦町の「宇宙山 乾坤院(けんこんいん)」に宿舎を構える。15年前から宿舎としてきた1475年建立の由緒ある寺だが、16年3月に本堂などが焼ける大規模な火災に遭った。そのため、改修作業中だった昨年と一昨年だけ部屋宿舎を移し、今年再び同寺院に戻った。住職の鷲見光洋さん(48)は、その間も井筒部屋と交流。昨年の千秋楽パーティーで途中休場していた鶴竜に「うちも横綱も絶対に復活できる。頑張ろう」と激励。この日、鷲見さんは「本当にその通りになった。令和元年の伝説」と感動していた。

乾坤院は江戸幕府の徳川家にゆかりが深く、当時から「宇宙」という言葉を先取りしていた。今回の鶴竜の復活優勝もあり「パワースポットのようになるかもしれませんね」と話した。鶴竜は緑あふれる東浦町を初めて訪れた際「モンゴルみたい」と母国を思い返した。今場所も「静かで集中できた」と感謝していた。