右膝負傷で2場所連続休場した関脇貴景勝(23=千賀ノ浦)が大関復帰を決めた。前頭6枚目妙義龍(32=境川)を突き落とし、復帰の条件となる10勝目を挙げた。2敗を守り優勝争いの単独トップにも立った。妙義龍は6勝4敗2休。

同じく2敗だった前頭10枚目明生(24=立浪)は、同8枚目隠岐の海(34=八角)に押し出され9勝3敗。隠岐の海も9勝3敗となった。

大関豪栄道(33=境川)は、前頭5枚目竜電(28=高田川)を上手投げで下し8勝4敗とし、かど番脱出。竜電は6勝6敗。同じくかど番の大関栃ノ心(31=春日野)は、関脇御嶽海(26=出羽海)に寄り切られ5勝7敗。御嶽海は9勝3敗。

人気力士の小結遠藤(28=追手風)は、同4枚目玉鷲(34=片男波)に突き出され7勝5敗。玉鷲も7勝5敗。

2横綱不在の中、優勝争いは2敗で貴景勝が単独トップ。3敗で御嶽海ら5人が追う。