関脇の若隆景(28=荒汐)が平幕玉鷲(片男波)をはたき込みで退けて、兄弟そろって白星を飾った。
兄で小結の若元春(29=荒汐)は、関脇高安(田子ノ浦)がケガで休場したため、不戦勝だった。
三役以上の兄弟による同日白星は、00年春場所4日目の若乃花&貴乃花以来、23年ぶりとなった。
ちなみに、「大波3兄弟」の長兄、西幕下26枚目若隆元(荒汐)は無傷の3連勝を飾っており、3兄弟がそろっての白星となった。
◆兄弟三役同日白星 三役以上の兄弟同日白星は2000年春場所4日目、ともに横綱の若乃花、貴乃花により達成された。若乃花は平幕の玉春日を下し、貴乃花は関脇の栃東を退けた。若乃花の現役時代の白星はこれが最後となり、続く5日目に明大中野高の後輩・関脇栃東に敗れた後に現役引退を決断。丸12年の土俵生活に別れを告げた。一方、貴乃花は11勝4敗の成績で終えた。
◆若元春港(わかもとはる。みなと=本名大波港)1993(平5)年10月5日、福島市生まれ。荒汐部屋。学法福島高から11年九州場所初土俵。19年春場所新十両。22年初場所新入幕。23年初場所新小結。祖父は元小結若葉山、父は元幕下若信夫。関脇若隆景は弟で、幕下若隆元は兄。得意は左四つ、寄り。186センチ、146キロ。
◆若隆景渥(わかたかかげ・あつし=本名大波渥)1994年(平6)12月6日、福島市生まれ。荒汐部屋。学法福島高から東洋大に進み、4年時に全国学生選手権個人2位。17年春場所に三段目100枚目格付け出しで初土俵。18年夏場所新十両。19年九州場所新入幕。21年名古屋場所新小結。22年春場所新関脇。優勝1回、技能賞4回。得意は右四つ、寄り。183センチ、135キロ。

