西前頭14枚目獅司(29=雷)が西前頭12枚目阿炎(32=錣山)を押し出し、勝ち越しを決めた。安青錦、琴栄峰とともに1敗で優勝争いのトップに並んでいる。
阿炎の突きに応じても、頭を上げなかった。下からあてがい、相手の引きに乗じて懐へ飛び込む。そのまま正面から走るように前へ出た。「下から攻めて、落ちないように。前に出られたのが良かった」と振り返った。
朝には雷親方(元小結垣添)、電話でおかみさんとも話した。「相手は引いてくるから、下から見て攻めていきました」。狙い通りの一番。9日目での勝ち越しは、幕内では自身最速。「良かった。幕内では初めてですね」と喜び、最後は自分のしこ名にかけて「うれ獅司です」と笑った。
今後に向けて「勝ち越せたので、自分の相撲を取れれば」と自然体で臨む。

