日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が、安治川親方(元関脇安美錦)と関脇安青錦の師弟を褒めた。

安青錦は平幕の豪ノ山を下して10勝目を挙げ、大関復帰を確実にした。左足首や左足親指を負傷して、テーピングをがっちり施しているが、その影響を感じさせない相撲で1敗を守った。

八角理事長は「左が強いから入った。押し相撲に真っすぐ取れるわけじゃないんだろうけど、体が動く。足が痛いけど、相撲自体は調子がいい。左に回り込める。頭を押さえつけているから、力も強いんじゃないか」と相撲内容を評価した。安青錦は大関復帰となるが、同時に優勝争いの単独トップに立っている。八角理事長は「まだこれから。この場所しっかり取って。今日で終わりじゃないから」とし「ケガをして足を引きずっても勝てるのは、上位にいくためには大切。多少ケガしても言い訳せずにやっている」と評価。さらに「心技体の心が良くなっているという感じ」と精神面の強さを認めた。

安青錦はカド番大関だった5月の夏場所を全休し、ケガの治療を優先した。これは関脇に陥落することを意味し、大関復帰のためには10勝以上が必要であることを覚悟した上での決断だった。

八角理事長は「その決断も難しい。師匠もいろいろ考えてやっている。師匠にも『アッパレ』じゃない」と安治川親方の決断も評価していた。

【動画】安青錦、豪ノ山を寄り切りで破り大関復帰

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