NMB48が全8曲のパフォーマンスを披露し、今年初めての野外を満喫。OG山本彩が卒業コンサートを行った同じ公園内でのライブに、渋谷凪咲(25)は「いつか私たちも大阪のシンボルになれるように」と夢を掲げた。

今フェスは、関西文化を発信し、25年大阪・関西万博へつなげようと、吉本興業など14社が中心になって立ち上げた「チーム関西」が行い、その第1弾。笑いと音楽を融合させる野外フェスで、その2日目、NMB48が登場した。

キャプテン小嶋花梨(22)が「私たちはアイドルとしてもちろん、笑いにも貪欲に」と言えば、バラエティー番組へ多く出演し、無数の芸人とからんできた渋谷が「そうです! 笑いこそが正義ですっ!」。渋谷は「ナギイチ」をセンターで踊るなど、アイドルとして“本来の顔”を見せた。

ステージでは、吉田裕、今別府直之ら吉本新喜劇メンバーともからみ、乳首ドリルにも臨み、出番を終え、囲み取材にも応じた。

山本彩の卒コンから約3年半。その山本からキャプテンを託された小嶋は「よみがえるものがありましたね」と感慨深げ。渋谷は「今日は(場所的に)太陽の塔の背中が目の前にあって、かっこいい! って。自分たちも、あの大きな背中のような、いつかはNMB48が大阪のシンボルになれるように頑張ろうと思いました」と話した。

アイドルモードの渋谷だったが、やっぱり本領? も発揮。卒業したOGがフロントに入っていた「ナギイチ」は、現在では、名前から渋谷がセンターに入ることが多く、この日も渋谷が曲紹介を担当。「夏を先取りして-」と前降りする場面を間違えたそうで、小嶋から「ナギイチのあおり、凪咲がやることが多いんですけど、3回に2回は間違えてます」と暴露もされ、凪咲も笑うしかなかった。

また、最新シングルでセンターを務める新エースの1人、上西怜(20)は「今年初めての野外で、夏を先取りできました」と満面笑み。

今フェスは、未来へ向けてSDGsの目標達成もうたうもので、次期シングル選抜を決めるNMB48選抜総選挙で優勝した川上千尋(23)は「私、ファッションが好きなんですが、最近はリサイクルのデニムやTシャツを着たりしています」とアピールしていた。